歓迎会の企画を担当される方は、その日のスケジュールや全員が楽しめる企画を考えたりと、いろいろ大変ですよね。企画をする際に、どういった会にするか、どんなことに注意すべきか、考えることが多いと思います。そこで今回は、まずは社内でイベントを開催するメリットから、歓迎会で盛り上がる余興やゲームを選ぶ際のポイントなどをご紹介いたします。歓迎会の担当になってどのような企画が良いか悩んでいるという方は、ぜひこちらの記事を参考にしてみてください!
社内イベントを開催するメリット
社内イベントの幹事を任されることが多い、人事や総務担当者の方、また管理者は社内イベントを開催する3つのメリットを頭に入れておくと良いでしょう。
①社内でのコミュニケーションが活性化する
まず社内イベントを開催することにより、得られるメリットの1つ目は「社内コミュニケーションが活性化する」ことです。社内イベントをきっかけに、社員同士の交流の輪が広がることによって、活発な社内コミュニケーションが実現します。全社員参加型の社内イベントの場合は、普段関わることの少ない他部署や他チーム、地方営業所のメンバーと交流することができます。業務上関わりが薄いメンバーとのコミュニケーションを深める良いきっかけになります。さらに新入社員の紹介の場としても、社内イベントは最適です。コロナ禍でテレワークが中心となり、顔を合わせる機会が少なかったメンバーとも積極的に交流する機会になり、新入社員がいる場合は、プログラムに自己紹介タイムを盛り込んでも良いでしょう。
②社員のモチベーションアップにつながる
社内イベントは、社員のモチベーションアップにも有効活用できます。例えば、プログラムに「成績優秀者・MVPの表彰」を取り入れている企業も複数あります。中には、表彰状の他にも「金一封」を用意し、その場で手渡すケースもあり、他部署のメンバーに社員の功績を伝えながら褒め称えることで、モチベーションアップに繋げられます。
③社長のメッセージや今後の方針を伝える場になる
会社の規模にもよりますが「社長」と「社員」の間には距離がある企業も少なくありません。職位の差が壁となって「同じ企業に属する仲間として共有のビジョンを持つ」のが難しい場合もあります。このような課題を解決するためにも、社内イベントを活用すると良いでしょう。社員が集まる場で「来年度の目標」や「会社としての展望」などのメッセージを、社長自らの言葉で伝えます。これにより、社員の意識を高め、同じ目標へ向かってスタートを切れる良い節目となります。
歓迎会を盛り上げる余興やゲーム選びのポイントは?
さて、本題です。歓迎会を盛り上げるためには、どんなゲームを選んだらいいのでしょうか?ここではそのポイントを3つご紹介いたします。
①全員で参加できる、わかりやすいゲームを選ぶ
まず1番大切なポイントとして、ゲームが簡単であり、全員で楽しむことができるかどうかです。難しいゲームや一部だけの人が盛り上がるような身内ゲームは控えて、誰でもわかりやすい内容を選ぶようにしましょう。
②緊張をほぐせるゲームを選ぶ
入社したばかりの新入社員や、新しく部署に仲間入りしたメンバーは、きっと緊張していることでしょう。そういう方も楽しく過ごせるような、気持ちがほぐれる楽しいゲームを選びましょう。自己紹介などを取り入れたゲームもおすすめです。
③コミュニケーションできるゲームを選ぶ
ゲームを通して交流ができると、その後もコミュニケーションが取りやすくなります。自分の人柄を見せられることや、交流を深めることができるかどうかもポイントです。
歓迎会のゲームを企画する際の注意点とは?
歓迎会は、新しく入ってきた人たちを歓迎する会なので、新入社員の方が楽しめる時間を作ることが大切です。例えば急に先輩の身内ネタを話題にされても、ついていけませんよね。歓迎会でゲームを行うためには、いくつかの注意点がありますが、実は既存メンバーの身内ネタは、新人歓迎会ではなぜかとてもよくある失敗例です。先輩の身内ネタは、新入社員の方は何の話題か分からないだけでなく、逆に気を遣わせてしまう結果になりがちです。歓迎会を通して、仕事でもプライベートでもコミュニケーションを取りたくなる、話題作りができるようなゲームがおすすめです。
新人歓迎会では、その会社や働く皆さん独自の空気や、歓迎される新人の方の雰囲気も考慮しながら考える必要があるため、一概に「このゲームが良い」とは言えませんが、新人歓迎会を通して、社員のモチベーションやコミュニケーションが活発となれば、業績にも直結する大変重要な時間だといえるでしょう。せっかくみんなで楽しめる貴重な場ですので、この記事でお伝えしたポイントを踏まえつつ、素敵な会を催せることを願っております!