外構工事のお仕事内容を解説


外構工事とは、敷地内建築物の外部まわりの工事のことを言います。外から見える場所の工事なので、建築物の印象を決めると言っても過言ではない、大切な仕事です。近隣の建物や周辺の道路との関係性も考えながら、細やかな計画を立てて行なわれます。幅広い業務を行なう外構工事のなかで、代表的な仕事として挙げられるのが塀や門の工事です。近隣の建物に配慮した塀づくりや、門柱や門扉の設置を行います。他にもテラスやウッドデッキなどの庭の工事や、駐車スペースにおけるカーポートの設置なども、この外構工事に含まれます。外構工事自体は最後に行なわれますが、事前に工事の計画を立てる必要があるため、建築の最初から最後まで関わるお仕事です。

外構工事の給料と働く環境

外構工事の平均賃金やキャリアアップするための資格について説明します。まずは外構工事の平均日給ですが、ある求人サイトによる2020年9月〜2021年3月の集計結果によると、外構工事の平均日給は約8,000円でした。また資格を取得することによって技術者などの役職につくことができ、これはキャリアアップに繋がる可能性が高くなります。外構工事業で活かせる資格としては「造園施工管理技士」「土木施工管理技士」「エクステリアプランナー」があります。そのなかでも「造園施工管理技士」「土木施工管理技士」は国家資格で、級に応じて主任技術者・専任技術者・監理技術者になることができます。このほかにも、建築コンクリートブロック工事士や外壁診断士など、関連団体に認定されている資格は多くあります。幅広い業務の中で自分の得意分野を見つけ、スキルアップのために資格を取得することをおすすめします。

外構工事業は未経験でも働ける?

現場の作業員としての経験を積むことにより、外壁や庭などの設計や施工、監理を行なうエクステリアプランナーになることができます。依頼主の希望を聞きながら、より専門的な立場で外構工事に携わることができるのです。また自らの手でプラン設計や図面作成をしたり、依頼された手描きのプランをデータに書き起こしたりと、自分の得意なことを活かした分野での開業も可能です。このように、いろいろなキャリアアップの道がある外構工事は、自分の好きなことや得意なことを極められる素敵なお仕事といえます。

外構工事業に向いている人

現場では常に複数のスタッフが働いているので、会話を通じてこまめにコミュニケーションを取りながら、施工を進めることが大切です。周囲に配慮ができる人は、現場でのコミュニケーションを円滑に進めることができるでしょう。また、外構工事は長期にわたって行なわれますので、常に意欲を持って仕事に取り組むことが必要となります。ひとつのことに打ち込んだ経験のある人は、外構工事に向いているといえます。外構工事は、自分がつくったものが何十年も形として残る、数少ない職業です。この喜びを感じられることはもちろんのこと、いろいろなキャリアプランを立てられる上、長く働けるところも魅力のひとつといえます。


外構の仕事は、庭の工事やエクステリアを造るのは同じですが、造園屋なのか、舗装や土木業が主体になるかで、外構だけでなく普段の仕事内容が違ってきます。どちらもそれぞれに魅力ややりがいのある仕事ですので、自分の得意分野は何か、取りたい資格や将来のキャリアアップを考えた上で選ぶと良いでしょう。
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