求人を出したけど、以前に比べて応募が少なくなっていたり、求人を出す際、どんな事に気をつけるべきか分からなかったり、また忙しくてなかなか求人情報の内容をしっかりと考えている余裕がなかったり…
少子化に伴って、人手不足の影響が出始めている昨今では、このような疑問や悩みを持つ方も多いのではないでしょうか？人材の確保は、今や企業や店舗を運営するための大きな課題となっており、採用に従事する方は、応募者がなかなか集まらない状況に苦慮しています。そうした中でも応募を集めるためには、求人情報の書き方を工夫する、というのも手段のひとつです。応募が集まる求人情報を作るには、いろいろと押さえておくべき点があります。そこで今回は、それらを４つのポイントにまとめてご紹介いたします！
求人情報を作成する際のポイント４つ
①仕事内容がイメージできる表現を用いる
仕事内容を紹介する際、どんな仕事をするのかイメージしやすい表現を用いると良いでしょう。抽象的すぎる表現や社内用語を使ってしまうと、どんな仕事なのかがイメージできずに、求職者に「やりたい」と思ってもらえません。自社のことを全く知らない人や、業務経験の無い人に対して、職場の雰囲気や仕事内容を伝えるためには、具体的な言葉を用いて、業務内容を記載することがポイントです。
実例：
「作業スタッフ募集」△
「現場での作業（足場の組み立て・解体）スタッフ募集」◯
②求める人物像を描く
求人情報に人物像を記載することは、求める人材と出会う確率を高める上では重要なポイントとなります。求職者に「これは私のことだ」と思ってもらえれば、相手の応募意欲を高めることにつながります◎
実例：
「未経験者歓迎」△
「未経験者歓迎。人とコミュニケーションを取りながら仕事ができる人」◯
「事務経験者歓迎」△
「パソコンの操作ができる方、会計ソフトの利用経験がある方、歓迎」◯
③職場の雰囲気を伝える
現場の写真や、実際にそこで働く人たちの声を掲載して、職場の雰囲気を伝えることも重要です。写真は仕事風景や集合写真など、そこで働く「人」に焦点を当てた写真を使うことにより、働く人の雰囲気が伝わりやすくなります。働く人の声に関しては、仕事を始めた経緯から入社当時の気持ち、また現在に至るまでの印象的なエピソードや求職者へのメッセージ等が考えられます。
実例：
「応募したときは家から近いことや、建築関係に興味があって応募しました。まったくの未経験だったので不安だったのですが、最初は現場に慣れるところからはじめ、困った時には先輩スタッフにすぐに相談できる環境なので、すぐに仕事を覚えることができました。職場の同僚とは年齢関係なく仲が良いので、休日にみんなで遊びに行ったりするほどです。仕事を通して、新しい仲間を増やしたい人は一緒に楽しく働きましょう！」
④労働条件は明確に
魅力的な求人情報を作成し、求職者の興味を高めることができたとしても、労働条件が明確に記されていなければ入社の可否に影響するだけでなく、トラブルの原因にもなりかねません。労働条件をうやむやにした状態で起こる問題は、応募時よりも入社後に大きくなる可能性があるので、必ず明確に記載するように注意しましょう。
実例：
勤務時間：1日8時間 △
勤務時間：①8:30〜17:00 ②17:00〜翌2:30 ③20:00〜翌4:30のシフト制 ◯
給与：月給30万円〜 △
給与：月給30万円（月20日勤務＋残業代） ◯
給与：月給35万円（日給月給制・月22日勤務の場合） ◯
ここまでご紹介してきたように、求人情報は単に必要事項を記入していくだけでは、仕事の魅力を十分に伝えることができません。応募を集めるためにも、上記でご紹介した４つのポイントを押さえて、求人を作成していきましょう。
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