【建築求人特集】サッシ工事とは?


サッシ工事は一般的に建具工事と呼ばれますが、建具工事とは、工作物に対して木製や金属製の建具などを取り付ける工事のことを指します。サッシ取り付け工事、シャッター取り付け工事などがこれにあたります。今回はそんな建具工事の概要や、専任技術者に必要な資格などをご紹介いたします。

建具工事とは

建具工事とは、工作物に木製や金属製の建具などを取り付ける工事のことを指し、建設業許可制度上で28分類されている業種のうちのひとつです。これには、主に以下のような工事が該当します。

●建具工事の種類
・金属製建具取り付け工事
・サッシ取り付け工事
・シャッター取り付け工事
・自動ドア取り付け工事
・金属製カーテンウォール取り付け工事
・木製建具取り付け工事
・ふすま工事

これらは、国土交通省などのホームページなどでも業種区分や工事の内容を確認することができます。一般的な新築戸建て工事では、建具工事は内装工事で行われることが多いです。

建具の種類

建具とは、開口部に取り付ける仕切りの総称です。出入口や通風孔、採光や遮音など、さまざまな目的で取り付けられるため、種類も豊富にあります。建具は、主に以下のような種類があります。

・出入口建具
玄関や勝手口にあるドアのことを指します。

・窓建具
窓、天窓、出窓、明り取り窓など、窓の役割を果たす建具です。雨戸も窓建具に分類されます。

・内部建具
部屋のドア、障子、ふすま、欄間などのことを指します。

・収納建具
クローゼットや下駄箱など、扉がついてる部屋と収納部分が分かれているものを指します。

建具工事の専任技術者の資格とは

建具工事は、営業所ごとに常勤の技術者を配置しなくてはなりません。専任技術者の資格は、一般の建具工事業か特定の建具工事業かによって、要件が異なります。

⚫︎一般の建具工事業の資格要件
・2級建築施工管理技士(仕上げ)
・建具製作、建具工、木工(選択科目「建具製作作業」)
・カーテンウォール施工
・サッシ施工(職業能力開発促進法技能検定)
技能検定2級の場合は、合格後に3年以上の実務経験が必要となっており、2004年以前に合格している場合は、合格後に1年以上の実務経験があれば可能です。

⚫︎特定の建具工事業の資格要件
・1級建築施工管理技士

⚫︎実務経験のみで要件を満たす場合
実務経験のみで、一般の建具工事業の資格要件を満たす場合には、10年以上の請負経験が必要とされています。これは、工事名や工事内容が分かる発注書や契約書で証明します。特定の建具工事業の専任技術者要件を満たすには、以下の請負経験が2年以上必要となります。

・請負金額が4,500万円以上のもの
・工事を発注者から直接請負した
・指導監督的な立場で指揮をとった

4,500万円以上の工事は、請負契約書を結びます。また、一般建設業の技術者要件と上記3つの要件を満たし、かつ2年以上の工事経験があれば、特定の建具工事業の専任技術者として認められるとされています。

一般と特定で専任技術者に必要な資格は異なる

一般の建具工事業と特定の建具工事業では、専任技術者に求められる要件が異なります。取得する予定の業種と、実際に施工している工事を確認し、一致しているかどうかを必ずチェックするようにしましょう。

建具工事とは開口部分に取り付ける仕切り

建具工事には、玄関のドアや窓、ふすまや障子など、すべての開口部分に取り付ける仕切りが当てはまります。
建具工事とは、具体的に金属製建具取付け工事、サッシ取付け工事などの現場があります。これから建具工事に携わる仕事に就かれる方は、その前に工事の種類や建具工事となる部分について、把握しておくとスムーズでしょう。pluswork福岡では、建具工事のみならず建築・建設業界からの求人を多数掲載しております。転職や就職をお考えの方は、ぜひpluswork福岡をご活用ください!

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